不妊治療について

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2021.11.03

男性不妊治療の流れ

今回は、男性不妊治療の流れについて説明していきます。

 

精子検査

1年以上避妊をしないで性行為をしているにも関わらず

妊娠をしない場合は、不妊治療の検査を受けることになります。

前回もお伝えした通り、「不妊」の原因は約半数が男性にあります。

男性も自分の体について検査する必要が出てきます。

そこで、最初に実施されるのは「精子検査」です。

自宅でできる簡易検査キッドも市販されておりますが、

結果次第では、治療を進めることになりますので病院に受診されることを

オススメします。

検査は、精子の数・量・運動性を調べることになります。

2〜5日間の禁欲をした上で、マスタベーションで検査をします。

病院での検査は、5,000円前後が多いです。

検査できる項目などで検査費用は変わってきますので直接確認下さい。

1,000円程度で、セルフ検査できるキッドもありますので

いきなり病院に行くのは嫌だと言う人は、試してみて下さい。

 

泌尿器科的検査

精子検査の結果、不妊である可能性が疑われる場合は、

泌尿器科的検査を受けることになります。

ここでの検査は、幅広く疑われる原因をお医者様と確認していくことになります。

全てではありませんが、検査の種類を紹介します。

①診察

男性不妊の原因を「問診」と「触診」で確認していきます。

男性不妊の原因で最も多いのが、精索静脈瘤です。

精索静脈瘤の可能性も診察で確認していきます。

 

②超音波検査

超音波で陰嚢を観察することで、男性不妊の原因を観察します。

前述の精索静脈瘤の診断に繋がることが多いです。

 

③採血による検査

血液中のホルモンの状態や、染色体・遺伝子の検査をします。

精液異常の原因を確認することができ原因の診断に繋がります。

 

④その他特殊な検査

その他症状によって、特殊な検査を実施することがあります。

 

原因に合わせた治療

精液検査や診察によって特定された原因に合わせた治療が行われます。

ここでは、治療の種類を簡単に説明していきます。

 

①性機能障害

性機能障害が原因で不妊になっている場合は

抗うつ薬の服用、射精障害に対する治療、人工授精などが行われます。

 

②軽度な精液性状低下

男性不妊の中でも軽度な精液性状低下が原因の場合は

内科で診察での治療、人工授精、精索静脈瘤の手術などが行われます。

 

③高度の精液性状低下・無精子症

男性不妊の中でも特に高度な精液性状低下が原因の場合は

精子採取術、顕微受精、精路再建手術などが行われます。

 

 

現状の把握→原因の究明→診療・手術という流れになります。

女性に比べて身体的負担は少ないですが

「精神的」な負担は女性と同じように大きいと思います。

家族・担当医と協力して進めていくことが大切になります。

 

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